父との暮らしを決めるまで③ー家族のこと
夫…ついこのあいだまで海外赴任。
長男…独り暮らしリタイア、家舞い戻り。
三男…自閉症、作業所に通所、グループホーム暮らし、週末は自宅。
私…主婦、事務のアルバイト、NPOの理事長、市の自立支援協議会の委員…その他いろいろ。
我が家はこんな状況。
家事は、ほとんど私が全てやっており、次男、三男のフォローも一手にしていた。夫が海外赴任の時はそれこそワンオペ。その上、仕事、社会貢献活動。
そんな時、突然、母が亡くなった。
父は独り暮らしに。
呼び寄せることは全く考えなかった。父は生まれてから海と土と共に生きてきた人。そんな人を都会に呼び寄せるのは生きがいを奪うこと。父も、ずっとここで暮らしたい、東京には行かない、と。
でも、85歳を過ぎ、父の周りの親しい人達がこの世からどんどんいなくなってしまうに従い、父を一人にすることの心配、さらには罪悪感で私が悩むようになってしまった。
そんな時、海外赴任を終え、帰ってきた夫が、北海道に行ったらいいよ、こっちはどうにかなるから、みんな大人だし、と言ってくれた。
みんな大人だけれど、特に三男には色々な支援が必要。それでも、夫は自分ができるだけやるから大丈夫、と。
もう、感謝しかない。
子供達も戸惑いながらも反対はしなかった。
家族会議を開き、母無しでどう生活していくかを話し合う。三男は夫と共にグループホームの職員と今後を話し合った。
私たちが今やろうとしている事は、私がNPOでの活動でライフワークとしてやっている親亡き後のプレ母亡き後を実体験できる!そうしたら安心して先に死ねるじゃないか!そして、共依存だった家族がそれぞれに自立を模索することができるじゃないか!父の為じゃない、自分のために父と暮らそう、そう考えた。
8/23のこと
暑い。
汗かきかき、今日は軽めに片付け作業。
それでも40リットルゴミ袋5個。
今日は父が夏用のフォーマルが欲しいとのことで出かける予定だったけど、あまりの暑さに翌日に変更。
昼はざるそばとトマト。
あまりに暑く、おやつにスイカ。すると、父に異変…スイカを大きな口を開けてかぶりついて食べていたら総入れ歯が歯茎に当たり、痛くなったらしい。夕食のときの晩酌も痛くてパスしていた。
父談、今度はスプーンで食べる。
母の残した生地の貰い手が見つかった。それも着払いで良いとのこと。 ありがたい。
父がミニトマトを山のように収穫してきたので。
セミドライトマトを使ってみた。
昨日、収穫してきたさやいんげはさっと茹でて冷凍。